
先日、大野城市月の浦にお住まいのS様から「外壁の見切り材みたいな所が気になっていて、あそこも塗装の時に見てもらえるんですか?」とご相談をいただきました。
外壁って、どうしても壁の面の色あせや汚れに目が行きやすいんですが、実際に家を見ていくと、こういう細い線になっている部分の方が先に気になってくることも多いんですよね。
「もちろん見ますよ。どのあたりが気になってますか?」
「この途中に入ってる所です。壁より、こっちの方が先に目に入って」
「ああ、この部分ですね」
「そうです。ここだけ少し傷んで見えるというか、そこばっかり気になって」
「やっぱり気になりますよね。こういう所って、思ってるより見えやすいんです」
「外壁の一部くらいにしか思ってなかったです」
「そう見えますよね。でも、ここは見切り材って言われることもありますし、外壁では幕板とか帯板って呼ぶことが多い所です」
外壁の面は広いので、多少の汚れや色の変化がなじんで見えることもあります。でも幕板や帯板みたいに線で通っている所は、少しの違和感でもそのまま目に入りやすいんです。
「たしかに、壁よりここが気になるのはそういうことなんですね」
「そうなんです。だから塗装の時も、こういう所はちゃんと拾って見ておきたいんですよ」
見切り材と呼ばれる幕板・帯板は、境目だからこそ傷みが目立ちやすい
「近くで見ると、やっぱり表面の色が落ちていますし、少し傷みも出ていますね」
「壁の一部と思ってましたけど、そんなに大事な所なんですか?」
「大事ですね。幕板や帯板って、外壁の切り替えをきれいに見せる所なんです」
家って面で見ているようで、実際は線の印象にもかなり引っ張られるんですよね。特に幕板や帯板は、上下の色分けの境目や外壁の途中を横に通っていることが多いので、ここが乱れると家全体まですっきり見えにくくなります。
「なるほど。だからここだけでも目に入るんですね」
「そうなんです。それに少し出っ張ってる形が多いので、雨や汚れの影響も受けやすいです」
「言われてみると、上の面とか端の方が特に気になります」
「そういう出方は多いですね。上の面は汚れが乗りやすいですし、端は傷みも出やすいです」
「外壁ばかり見てましたけど、こういう所の方が先に気になることもあるんですね」
「ありますよ。細い部材なんですけど、ずっと線で見えるので差が出やすいんです」
壁の面なら少しの色の差や傷みがなじんで見えることもありますが、幕板や帯板はそうはいきません。小さい部材でも、家全体の見え方にはしっかり効いてくるんですよね。
「そう考えると、ここもちゃんと見てもらいたいですね」
「そこは外せないですね。ここが整うと、全体の見え方もかなり変わります」
見切り材として気になりやすい幕板・帯板は、塗る前の確認が大事
「こういう所も、外壁と一緒に塗る感じですか?」
「流れとしては一緒ですけど、そのまま上から塗るわけじゃないです。浮きがないか、傷みが出てないか、すき間がないか、そのへんを先に見ます」
「色を付ければ終わり、ではないんですね」
「そうなんです。ここは境目として見える所なので、塗る前の状態がそのまま仕上がりに出やすいんですよ」
ここは外壁の面とは少し見方が違うんです。外壁は面としてきれいに見えるかが大事ですが、幕板や帯板は線としてまっすぐ落ち着いて見えるかが大事です。だから、少しの浮きやズレでも、そのまま目に入りやすいんですよね。
「たしかに、線でずっと見える所ですもんね」
「そうなんです。だから塗る前の確認の方が大事なくらいです」
「細かい所ですけど、そういう所まで見てもらえると安心です」
「こういう所ほど、あとで差が出ますからね」
「外壁だけ塗れば終わりと思ってました」
「実際は、こういう部材まで一緒に整えてこそ全体がきれいに見えます」
外壁塗装って、どうしても壁の面ばかりに意識が向きやすいんですが、仕上がりのまとまりはこういう細い部材で決まることも多いんです。だから後回しにしない方がいいんですよね。
外壁の見切り材は、幕板・帯板まで含めて一緒に整えることが大切
外壁の見切り材で大切なのは、小さい部材だからと後回しにしないことです。見切り材と呼ばれる部分でも、実際の外壁では幕板や帯板として使われていることが多く、ここは家全体の線を整えて見せる役目があります。そのため、ここに色落ちや浮き、傷みが出ると、外壁の面より先に違和感として目に入りやすくなります。外壁がきれいでも、幕板や帯板が乱れていると全体がすっきり見えにくくなるのはそのためです。
そのうえ、幕板や帯板は少し出っ張った形になっていることも多く、雨や汚れの影響を受けやすい部分でもあります。だから塗装の時も、ただ外壁と一緒に色を付ければいいわけではなく、塗る前に浮きや傷み、まわりの状態まで確認してから進めた方が無理が出にくいです。特に境目として見える部材は、少しの乱れでもそのまま見えやすいので、塗る前の見方がとても大切です。
大野城市月の浦をはじめ、太宰府市・筑紫野市・小郡市・福岡市東区・福岡市早良区で外壁塗装を考えている方は、壁の面だけでなく、見切り材として気になりやすい幕板や帯板まで一緒に見てみてください。こういう所が整うと、外壁全体の見え方もぐっとまとまりやすくなります。











