外壁塗装の相見積もりを取ってみると、「同じ家の工事なのに、業者によって価格が全然違う」と感じたことはありませんか?
一見、安い見積もりがお得に見えますが、その価格の裏には理由が隠されている場合があります。今回は、見積もりの価格に差が出る理由を解説し、安さだけで判断してしまうリスクや、適切な選び方についてご説明します。
高い見積もりと安い見積もり、それぞれの背景
外壁塗装において「高い」「安い」の基準は人それぞれです。しかし、高い見積もりに対して「質が高いが高すぎて手が出ない」と感じたり、安い見積もりに対して「お得だけど、安すぎて心配」と感じる方が多いのではないでしょうか。
実際、高いから良い工事、安いから悪い工事というわけではありません。重要なのは、自分の「今後の外壁塗装計画」に合った見積もりを選ぶことです。
自分の計画に合った選び方
- 予算を抑えたい方: 低価格で最低限のメンテナンスを優先する見積もりでもOKです。
- 長持ちを重視する方: 耐久性の高いフッ素や無機塗料など、グレードの高い見積もりを選ぶのがベスト。
ただし、安さを重視しすぎると、工事の質が低下し、失敗のリスクが高まります。
安すぎる見積もりのリスク
価格が極端に安い場合、それは工事費用を削るために「手抜き工事」が行われる可能性が高いです。
- 塗料を薄く塗る
- 必要な工程を省く
- 使用する材料を劣化したものや安価なものに置き換える
これらの手抜きにより、工事直後は見た目が良くても、数年以内に塗膜が剥がれたり、早期劣化が起こる可能性があります。そのため、きちんとした工事には適正価格が必要なのです。
良心的な業者と見積もりの金額差の理由
信頼できる業者でも、見積もりの金額に差が出ることがあります。その理由を理解しておきましょう。
1. 足場代の違い
- 自社で足場を組む業者と、専門業者に委託する場合では価格に差が出ます。
- 安全面に配慮して多くの足場材を使う業者は、費用がやや高めになる傾向があります。
2. 材料費の違い
- 塗料やコーキング材の種類が異なる場合、価格に差が生じます。見積もりに記載されている「メーカー名」「材料名」を確認しましょう。
- 同じ材料を使用していても、業者の年間仕入れ量によって価格が異なることもあります。
3. 人件費や工程数
- 丁寧に工程を重ねる業者は、その分人件費がかかります。逆に、工程を省略する業者は安価になる傾向があります。
見積もりを選ぶ際のポイント
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見積もり内容を比較する
項目や内訳が明確に記載されているかを確認しましょう。特に、塗料の種類や施工工程は重要です。 -
価格の根拠を尋ねる
似た内容の見積もりで大きな差がある場合、業者に理由を尋ねてみましょう。信頼できる業者であれば、分かりやすく説明してくれます。 -
事務所やショールームを訪問する
優良業者は、説明用の模型や実験道具を用意しており、お客様が安心して契約できる環境を整えています。
最後に
外壁塗装は安さだけで判断してはいけません。信頼できる業者を見極めるためには、価格の理由を確認すること、事務所での対応をチェックすることが大切です。
しっかりと比較検討を行い、将来的にも満足できる外壁塗装を実現しましょう。
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