
先日、福岡県筑紫野市原田にお住まいのK様より
「先週の大雨のあとから、家の中が少し気になっていて…」
というご相談をいただきました。
大雨の直後は、はっきりした不具合がなくても「何となく不安になる」ものですよね。特に今回は短期間に雨量が多く、風も強かったため、同じように感じた方は少なくありません。
「雨漏りしているわけではないんですけど、それでも落ち着かなくて。」
「その感覚、すごく自然だと思いますよ。実際、今回みたいな雨のあとで相談が増えています。」
「見た目は変わってないんですけどね。」
「そうなんですよね。外から見て分かる変化がなくても、内部では一時的に負担がかかっていることがあるんです。」
「そう聞くと、余計に気になります。」
「逆に言うと、今の段階で気にしておくと、あとで慌てずに済むことが多いんですよ。」
大雨のあとは「何か起きてから動く」よりも、「起きていないかを確認する」意識のほうが、結果的に安心につながります。
大雨のあとに起こりやすい住まいの変化
「大雨のあとって、どこを一番見ておくといいんでしょう?」
「まずは屋根と窓まわりですね。特に今回は風が強かったので。」
「風って、そんなに影響あるんですか?」
「あります。普段は上から落ちてくる雨を想定していますが、強風があると横から叩きつけるように当たるんです。」
「それだと、いつもと条件が違いますね。」
「そうなんです。だから今まで問題なかった場所でも、水の入り方が変わることがあります。」
「雨漏りって、すぐ分かるものなんですか?」
「分かりやすいケースもありますけど、最初は天井に薄く染みが出るくらいのことも多いです。」
「しばらく経ってから出ることもあるんですね。」
「ええ。雨が止んで数日後に気づくこともあります。内部に残った水分が、時間をかけて表に出てくるので。」
こうしたケースは、築年数がある程度経ったお住まいほど起こりやすくなります。見た目がしっかりしていても、防水の力は少しずつ落ちていくからです。
「築15年くらいなんですが、その辺りも関係しますか?」
「まさにそのくらいから、こうした相談が増えてきますね。」
梅雨明け後に意識したい外壁と屋根の状態
「梅雨が明けたら、少し安心していいんでしょうか?」
「雨の心配は減りますけど、今度は暑さと台風に備える時期ですね。」
「暑さも家には良くないですか?」
「かなり影響します。屋根や外壁の表面温度は、真夏だと想像以上に上がりますから。」
「最近、遮熱塗料の話をよく聞きます。」
「この時期になると特に増えますね。理由は分かりやすくて、熱を溜め込みにくくしてくれるからです。」
「塗ると、すごく涼しくなるんですか?」
「劇的に体感温度が変わる、というよりは、家が受けるダメージを減らすイメージですね。」
「それでも、長い目で見ると良さそうですね。」
「そうなんです。結果的に外壁や屋根が長持ちしやすくなります。」
梅雨明け後は天候が安定しますが、その分、紫外線と熱の影響が一気に強まります。さらにその先には台風が控えているため、この時期の住まいの状態確認はとても意味があります。
変化を感じたときに知っておきたい住まいとの向き合い方
大雨や季節の変わり目は、住まいの状態を見直すきっかけになりやすいですよね。
「今すぐ工事が必要かどうか」よりも、「今どういう状態なのか」を知ることが大切です。
何も起きていなければ、それはそれで安心材料になりますし、もし小さな変化が見つかれば、早めに対処する選択肢が持てます。
最近は、雨の降り方や暑さの質が以前と変わってきています。
住まいも、それに合わせて少しずつ考え方を変えていく必要があります。
筑紫野市・太宰府市・小郡市周辺で、今回の大雨をきっかけに住まいが気になった方は、「念のため見ておく」くらいの気持ちで大丈夫です。
早めに状況を知っておくことが、結果的に住まいを長く守ることにつながります。
気になることがあれば、いつでも気軽にご相談ください。











