外壁塗装の平均的な費用は120万円程で高額な工事になります。
外壁塗装に向けてコツコツと積み立てをしていればいいのですが、具体的な計画がなかった場合には突然の工事に予算が用意できないことも考えられます。
予算が少ない時につい取ってしまいがちなあの行動、実は危険かもしれません。
ここでは予算がなくても避けたいNG行動をいくつかご紹介させていただきます。
予算が少なくてもこれはNG
*外壁塗装の予算が少ない方に多く見られるのが「外壁塗装をしない」ことです。
特に目に見えて深刻な症状が出ていないと塗装の必要はなさそうだ、と判断してしまいがちです。
新築時から、あるいは前回の塗装から10年以上経過しても綺麗な見た目の建物は多いですが、自然の影響を常に受け続けている建物は目に見えなくても日々劣化を進めています。
美観の維持も塗装の目的の一つですが、何より建物を保護することが大きいのです。
予算の有無に関わらず塗装工事を先送りにしてしまうことは避けましょう。
*塗装工事をする意思はあるが予算がない方に多いのが「無理な値切り交渉をする」ことです。
相見積もりは誰もが当たり前のようにするからこそ起きるのですが、相見積もりをお願いした業者を比較して「A社はこんなに安いんだからもっと安くならないの?」と値切り交渉をすることはNGです。
訪問販売業者や悪徳業者は契約をしてもらうために過度な値引きをすることがあります。
これはもともと相場をはるかに超えた金額を提案しているため大幅な値下げを可能としています。
始めから適正価格で提案している優良業者は値下げをする余裕はありません。
もし適正価格から値引きをしてしまうと工事に必要な費用をどんどん削ることになり、手抜き工事せざるを得なくなります。
これに伴い格安業者やプラン料金・パック料金を謳っている業者にお願いすることも極めて危険です。
理由は先ほど同様、工事に必要な予算を確保できないからです。
契約金額内で工事をしようとすると安価で危険な単管足場を使ったり資格や経験がないアルバイトが塗装をしたり契約時とは異なる塗料を使ったりと、結果的に施工不良を引き起こしかねません。
安さには裏があることを押さえておきましょう。
*全体的な工事が難しいからと特に痛んでいる部分だけの「部分的な工事」は結果的に高くなります。
このケースで多いのが屋根と外壁を別々のタイミングで行うことです。
どちらの工事に対しても足場が必要になりますし、タイミングをずらしてしまうと総合的に足場の費用が上乗せされる計算になります。
同じようにコーキングの打ち替えだけ、付帯部の塗装だけ、外壁に一面の塗装だけでも足場は必要不可欠です。
特に外壁を一面だけ塗り替えた場合には費用だけでなく、塗り直した面とそれ以外の面で色が異なってしまいます。
予算の事を考えるのであれば屋根と外壁はできるだけ同じ時期にやるべきだと言えます。
最後に
予算がない場合でもローンを使ったり補助金を使うことで適切な工事ができるようになる可能性があります。
安いだけの工事はかえって損をしてしまうリスクが高いため、日頃から積み立てなどで予算の確保をしておきましょう。
福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。
お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)