こんにちは、ハウジングコートです。
今回は、外壁塗装中のお客様からいただいたご相談をきっかけに、職人への差し入れについてお話ししていきたいと思います。
舞台は福岡県小郡市の現場。梅雨明け直後の蒸し暑い日でした。午前中の作業を終えていると、玄関先からお客様が声をかけてくださいました。
「あの、ちょっとお聞きしたいんですけど…こういう時って、何か差し入れた方がいいんでしょうか?冷たい飲み物とか…」
差し入れってやっぱり必要ですか?
こうしたご質問、実はとても多いんです。
「お気遣いありがとうございます。ですが、差し入れは絶対に必要というわけではありませんよ。」
「そうなんですね。でも、こう暑いと何か渡したくなるんですよね…。皆さん、大丈夫そうですか?」
「はい、こまめに休憩を取りながら作業していますし、水分も自分たちで持参していますので、無理なさらないでくださいね。」
中には、会社として差し入れを遠慮するよう方針を出しているところもあります。お客様に気を遣わせないように、という配慮です。
差し入れするなら、いつがいい?
「もし渡すなら、タイミングってありますか?作業中に声かけちゃって大丈夫かな…」
「作業中は高所にいたり、集中していることも多いので、休憩時間が一番いいですね。午前と午後で15分ほどの休憩がありますから、そのタイミングでお渡しいただけると助かります。」
「でも、私ずっと家にいられるわけじゃないから、ちょっと難しいかもしれません。」
「でしたら、玄関先や車庫の片隅に“ご自由にどうぞ”と書いたメモと一緒に冷たい飲み物を置いていただくだけでも、気持ちはしっかり伝わりますよ。」
特に夏場は、ペットボトルのお茶やスポーツドリンクが喜ばれます。保冷バッグやクーラーボックスに冷たいまま入れておいていただけると、それだけでありがたく感じます。
差し入れで気をつけたいことってあるんですか?
「ひとつだけ気になってたんですけど、昔は“お茶代”って言って現金を渡すこともありましたよね。今はどうなんですか?」
「最近は現金は控えるのが一般的です。受け取りをお断りすることが多いんですよ。」
「やっぱりそうなんですね。トラブルの原因になったら嫌だし…」
「はい、それに差し入れって毎日じゃなくて構いません。たとえば“今日は特に暑いから”とか“なんとなく気が向いた”というときに、気軽に渡していただくくらいで大丈夫です。」
「そんなに気を張らなくていいなら、気楽にできそう。」
さらに、直接お会いできないときや、言葉で感謝を伝えるのが照れくさいときは、メモをひとこと添えるのもおすすめです。
「“暑い中お疲れさまです”とか“どうぞご自由にお飲みください”みたいな簡単なメッセージでも、職人にとってはとても嬉しいものなんですよ。」
職人にとって本当に嬉しいのは気遣いの気持ち
「皆さん、差し入れをもらうとやっぱり嬉しいものなんですか?」
「もちろんです。でも何よりも、“気にかけてもらっている”という気持ちが伝わるのが嬉しいんです。」
「なるほど。じゃあ、ちょっとした気遣いでいいんですね。」
「そうです。無理なくできる範囲で、それが一番です。」
職人にとって、お客様からの“ありがとう”や“お疲れさま”のひとことは、それだけで十分な励みになります。
差し入れは義務ではない。でも、想いは伝わります
この日は午後からも気温が上がる予報だったので、お客様は冷たいお茶を数本、玄関先に用意してくださいました。私たちはそのお気遣いに感謝しながら、作業を進めさせていただきました。
差し入れは、してもしなくても構いません。
でも、ほんの少しの気遣いが現場に温かい空気を運んでくれることもあります。
「なんだかちょっと気が楽になりました。これからは、気持ちが向いたときにだけ、無理のない範囲で渡そうと思います。」
「それが一番です。ありがとうございます!」
ハウジングコートは、心が通う工事を大切にしています
工事はただ作業をこなすだけでなく、お客様との信頼関係の中で進んでいくものです。職人とのやり取りもその一部。私たちは、気持ちの通い合う現場づくりを目指して、日々取り組んでいます。
福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市で外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討中の方は、ぜひハウジングコートへご相談ください。
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