「屋根が割れてるかもしれません…」スレート屋根の異変に気づいたお客様とのやり取り

こんにちは、ハウジングコートです。
先日、福岡市南区のお客様から「最近、屋根が割れているように見えるんです」とのご相談を受け、現地調査にお伺いしました。今回はそのときのやり取りをもとに、スレート屋根が割れる原因とその対処法についてご紹介します。

「屋根、割れてるって言われたんですけど…」不安そうなお客様の声から

お伺いしたのは築20年ほどの住宅。
屋根材はスレートで、パッと見ただけでは大きな異常は見当たりませんでしたが、お客様は以前訪れた業者から「屋根が割れてますよ」と言われ、不安になったとのことでした。

「実は、近所で工事してた業者さんに“屋根に割れがありますよ”って言われたんです。でも、自分じゃ見えないし、本当にそうなのか分からなくて…。」

「そうでしたか。それは不安になりますよね。スレート屋根は見た目では分かりづらいことも多いので、きちんと調査して原因を確認しましょう。」

スレート屋根って、どうして割れるの？

現地調査の結果、確かに数カ所にスレートの割れが見られました。そこで、なぜスレート屋根が割れてしまうのかをご説明しました。

「スレートは瓦より薄くて軽い分、衝撃に弱いんです。しかも築年数が経つと劣化して割れやすくなるんですよ。」

「たしかに、もう20年ですもんね。何が原因なんでしょうか？」

「経年劣化のほかにも、強風や台風の飛来物、さらには雹（ひょう）や雪の重みでも割れることがあります。」

さらに意外と多いのが「施工時の踏み割れ」や「釘の緩みによる割れ」。
当時は気づかなくても、時間の経過とともに症状が現れることもあります。

「屋根って登って見ちゃダメなんですか？」

「自分で屋根に登って確認しようかと思ったんですけど…危ないですよね？」

「はい、絶対におやめください。屋根は傾斜がありますし、スレートは割れやすいので落下の危険もあります。」

「やっぱりそうですよね。プロに見てもらってよかった…。」

屋根の確認は必ず専門業者に依頼しましょう。私たちは安全に配慮しながら、カメラなどを用いてお客様にも状態が分かるように写真をお見せしています。

割れていた場合の対処法は？

「このまま放っておくと、雨漏りとかしますか？」

「はい、割れた部分から水が入ると、雨漏りだけでなく屋根の下地まで傷んでしまうことがあります。早めの対応が大切です。」

そこで、スレート屋根の割れに対する主な対応方法をご紹介しました。

軽度なら「コーキング」や「部分交換」で対応可能

「割れが小さければ、コーキング材でひびを埋めて防水性を高めます。」

「それだけで大丈夫なんですか？」

「症状が軽ければそれで充分です。また、割れたスレートだけを差し替える“部分交換”という方法もありますよ。」

割れが広範囲なら「葺き替え」も検討を

「もし割れがいっぱいあったら…どうするんですか？」

「その場合は、屋根全体の“葺き替え”をおすすめします。費用はかかりますが、耐久性も見た目も新しく生まれ変わります。」

「一気にやるって感じですね。でも、長持ちするならその方が安心かも…。」

スレート屋根は耐用年数を過ぎると一気に劣化が進みます。大きな台風や地震の前にメンテナンスしておくことが、住まいを守るうえでとても重要です。

屋根こそ“定期的な点検”が命

「屋根って普段見えない場所なので、つい後回しになりがちなんです。でも、建物の中で最も自然の影響を受けている場所でもあるんですよ。」

「たしかに…大雨とか台風のとき、真っ先に守ってくれてますもんね。」

「定期的に点検していれば、小さな不具合のうちに修理できて、大きな工事も防げます。」

特に梅雨や台風の前後は、割れや浮きが発生しやすい時期です。5〜10年を目安に一度、屋根点検をされることをおすすめしています。

見えない場所こそ“安心”が必要です

スレート屋根は軽量で施工性が高い反面、衝撃に弱く、割れが起こりやすいという一面もあります。
それでも、定期的な点検と早めの補修によって、その性能を長く維持することができます。

屋根のこと、気になったらすぐにご相談を

「屋根が割れているかも…」
「最近メンテナンスしていないけど、大丈夫かな…？」

そんな時は、無理に自分で見ようとせず、まずはプロにご相談ください。
私たちが無料でしっかり点検し、最適なご提案をさせていただきます。

ハウジングコートは福岡の屋根を守ります

福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいで、屋根塗装・外壁塗装・防水工事をご検討の方は、ハウジングコートにぜひご相談ください。
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