塗装工事が完了した後の万が一に備え、どのような保証が受けられるのか気になる方も多いでしょう。外壁塗装は大きな工事ですので、保証がしっかりしていることで安心して依頼できます。
保証期間がどれくらいかという点も重要ですが、どのような不具合が保証の対象となるのかも確認しておくべきポイントです。本記事では、外壁塗装における保証の種類や内容、注意点について詳しく解説します。
外壁塗装の保証には2つの種類がある
外壁塗装の保証には、大きく分けて以下の2種類があります。
1. 自社保証
自社保証は、塗装業者自身が提供する保証制度です。内容は業者によって異なり、剥がれや膨れ、小さなトラブルまで幅広く対応してくれる場合もあります。さらに、定期的に点検を行ってくれる業者もあり、アフターケアが手厚い点が特徴です。
一方で、注意が必要な点もあります。例えば、見せかけだけの自社保証を提供する業者も存在します。保証期間が15年や20年と長期間をうたっていても、実際には何に対して保証が適用されるのか具体的な内容が記載されていないケースもあります。
また、自社保証はその業者が存続している限り有効なものです。もし業者が倒産してしまった場合には保証が無効となるため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
2. 団体や組合の保証制度
塗装業者が所属する団体や組合の保証制度を利用する場合もあります。この保証制度にはさまざまな団体が存在しているため、まずは業者が加盟している団体を確認しましょう。
例えば、国土交通省が管轄する建築産業専門団体連合会の長期性能保証制度では、塗装工事以外にも幅広い分野で保証が受けられる仕組みがあります。
ただし、自社保証と異なる点として、この保証制度は業者の施工ミスによるトラブルが対象となります。自然劣化などが原因の不具合は保証の範囲外ですが、正しい施工が行われていれば耐用年数まで品質が保たれるでしょう。
保証が受けられないケース
保証には免責事項が設定されていることが一般的です。以下のような場合、保証の対象外となることが多いです。
- 自然災害:地震、台風、津波など
- 外部要因:火災、落雷
- 社会的要因:戦争、内乱、暴動など
- 保証対象外の部位の損傷
- 第三者による作業:工事請負業者以外が行った作業が原因の場合
- 所有者の過失:不適切な使用方法や管理が原因の場合
- 施主の指示による影響
- 建物自体の欠陥:施工部分以外の構造的な問題が原因の場合
保証の適用範囲は契約時にしっかりと確認することが大切です。
最後に
外壁塗装の保証年数は、塗料の性能に比例することが一般的です。高品質な塗料を使用する場合、保証期間も長くなる傾向があります。ただし、保証内容については業者によって異なるため、詳しい内容を契約前に確認しましょう。
信頼できる業者と十分なコミュニケーションを取り、安心して外壁塗装を進めてください。適切な保証があることで、完成後も安心して住まいを維持することができます。
福岡市東区・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事リフォームをご検討の方は信頼と実績のある塗装屋、ハウジングコートに一度ご相談下さい。
お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)