外壁塗装の見積もりを取ると、業者やプランによって使われる塗料が異なることに気づくでしょう。それだけ選択肢が豊富で、どれを選べばベストなのか迷ってしまいますよね。
塗料選びはお家の状態やご希望によって異なります。今回は、塗料の基本的な種類と特徴を解説し、失敗しない塗料の選び方をご紹介します。
塗料にはグレードがある
「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」という名称を耳にしたことがある方も多いでしょう。これらの名称は塗料に含まれる合成樹脂を基にしたグレード分けで、耐久性や価格に影響を与えます。
以下は、代表的な4つの塗料について簡単にまとめたものです。
1. アクリル塗料
アクリル塗料は耐久年数が3~5年程度と短く、価格も非常に安い塗料です。現在ではほとんど使われることはありませんが、発色の良さが特徴です。
- メリット:価格が安い、発色が良い
- デメリット:耐久性が低く頻繁な塗り替えが必要
- おすすめ用途:短期間だけ維持したい建物やお試し塗装に
2. ウレタン塗料
ウレタン塗料は木部や鉄部など多用途に使える塗料で、耐久年数7~10年程度です。外壁塗装においては、コストと耐久性のバランスで一時期主流でしたが、現在では選ばれる機会が減っています。
- メリット:安価で万能性が高い
- デメリット:コストパフォーマンスがシリコン塗料に劣る
- おすすめ用途:木部や鉄部など、細かな部位の塗装
3. シリコン塗料
シリコン塗料は、外壁塗装において根強い人気を誇る塗料です。耐久年数10~15年程度で、価格と耐久性のバランスが非常に良く、コストパフォーマンスに優れています。
- メリット:耐久性が高く価格が手頃
- デメリット:より高性能な塗料が登場している
- おすすめ用途:多くの一般住宅の外壁塗装
4. フッ素塗料
フッ素塗料は、価格が高い分、耐久年数15~20年程度と優れた耐久性を持ちます。塗り替え回数を減らしたいビルやマンションなどで多く採用されています。
- メリット:非常に高い耐久性と防汚性
- デメリット:価格が高い
- おすすめ用途:メンテナンス頻度を減らしたい住宅や屋根、付帯部分
どの塗料を選べばいいの?
多くの塗料から最適なものを選ぶためには、以下のポイントを考慮しましょう。
1. 予算
塗料の価格帯は広く、選ぶ塗料によって工事費用に大きな差が出ます。事前に予算を明確にしておくと選びやすくなります。
2. 耐久性
どれくらいの期間塗装を持たせたいのかを考えましょう。メンテナンス頻度を減らしたい場合は、耐久性の高い塗料を選ぶとよいでしょう。
3. 希望する機能
遮熱効果、低汚染性、防水性など、塗料に求める機能があれば、それに応じた塗料を選びましょう。
4. 好みの仕上がり
色やツヤの有無など、外壁の見た目に関する要望も重要です。色見本を参考にしながら業者に相談すると良いでしょう。
最後に
塗料選びは外壁塗装を成功させるための重要なポイントです。塗料の特徴をしっかり把握し、業者と二人三脚であなたの希望に合った塗料を選びましょう。
分からないことがあれば遠慮せずに業者に相談し、安心して工事を進めてください。外壁塗装は、お住まいを長く美しく保つための大切なプロセスです。
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