先日、筑紫野市筑紫のY様邸へ外壁塗装のご相談でお伺いしました!
Y様からのお電話では、「外壁の表面に水滴がつくことがあるんですけど、これって結露ですか?それとも雨漏り?」というご相談でした。築18年の木造二階建てのお住まいで、見た目はまだまだしっかりしていそうですが、どうやらここ最近、特に朝方になると外壁がびっしょり濡れているように見えるとのこと。
「それは気になりますね。結露なのか、他の原因なのか、現地でしっかり見てみましょう!」
外壁に結露って、本当に起きるの?
現場に着いて、まず外壁を一通りチェック。北側の壁面に特に濡れた跡が多く、ちょうど植栽や塀で日当たりも悪く、風通しもやや悪い場所でした。
「ここ、いつも朝になるとしっとりしてて、雨でもないのに濡れてるんですよ」
確かに、表面には細かい水滴がびっしり。これはまさに“結露”です。屋内だけでなく、実は外壁でも気温差が大きい季節や、湿気が多い場所ではこういうことが起こるんです。
「外壁も、内側と外側の温度差や空気中の水分によって結露が発生することがあります。特にこの場所は、朝方に気温が下がって、湿った空気が冷えた壁面に触れて水滴になるんですね」
結露をそのままにするとどうなる?
「でも、結露ってすぐ乾くから大丈夫なのかなって思ってたんですが…」
これ、実はよくある誤解なんです。確かに表面の水滴は昼間になると乾きますが、これが毎日のように続くと、外壁の素材自体に少しずつダメージを与えていきます。
「特にサイディングの場合、目地のコーキングや塗膜が劣化していると、水分が内部に染み込みやすくなります。すると、カビや苔が繁殖しやすくなったり、最悪の場合、壁の内側にまで影響が出ることもあるんです」
「それは困りますね…。確かに、ちょっと黒ずんでる場所もあるんですよ」
「はい、それがまさに湿気による影響ですね」
対策は?塗り替えのタイミングを見極めよう
実際に外壁を触ってみると、チョーキング(手で触ると白い粉がつく現象)も確認できました。塗膜の防水性が落ちてきているサインです。
「ちょうど塗り替えのタイミングとしてはいい時期です。塗装によって表面をしっかり保護すれば、結露による劣化も防げますよ」
「塗装でそんな効果があるんですね!」
「はい!特に防カビ・防藻性能のある塗料や、通気性を保ちながら防水性もある塗料を選べば、湿気がこもりにくくなります。外壁の健康には“呼吸できる壁”が理想なんです」
お客様の声と、最後にひとこと
「うちの壁も疲れてきてる感じだったので、ちょうど良かったです。結露って、ただの水じゃなかったんですね(笑)」
「見えないところでジワジワ効いてくるんですよね。気づいたタイミングで対策するのがベストです!」
ということで、Y様には防カビ性能の高い塗料を使った塗り替えプランをご提案し、前向きにご検討いただけることになりました。
もし、この記事を読んで「ウチの外壁も朝になると濡れてるかも…」と気になった方がいらっしゃれば、ぜひお気軽にご相談ください!
太宰府市、筑紫野市、小郡市、大野城市、福岡市東区・早良区の皆さまの大切なお住まいを、結露や湿気から守るため、私たち職人がしっかりサポートさせていただきます!