外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説

外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説

筑前町朝日でお住まいのK様から、「外壁塗装を考えているんですが、この手すりって塗れるんでしょうか」とご相談をいただきました。
玄関横の外階段には、後付けされた黒色の手すりが取り付けられています。

外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「外壁は塗れるのは分かるんですけど、手すりまで一緒に塗っていいのか分からなくて」
営業「そこ、実は一番大事なポイントなんです。手すりは“塗れるもの”と“塗装に向かないもの”がはっきり分かれます」
外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「そうなんですね。見た目では全然分からないですね」
営業「そうなんです。だからまず確認するのは、劣化よりも素材なんですよ」

手すりは金属だから塗れる、と思われがちですが、実際はそう単純ではありません。

塗装できる手すりと、できない手すりの違い

営業「今回まず確認したのが、この手すりが何でできているかです」
外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「素材って、そんなに重要なんですか?」
営業「かなり重要です。塗装できるかどうかは、ほぼ素材で決まります」

K様のお宅の手すりはスチール製で、表面も一般的な塗装仕上げでした。

営業「スチール製の手すりは、塗装を前提に作られていることが多いんです」
外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「じゃあ、外壁と一緒に塗っても問題ないんですね」
営業「はい。下処理と下塗りをきちんとすれば、耐久性も十分出せます」

一方で、すべての手すりが同じように塗装できるわけではありません。

営業「アルミ製やステンレス製の手すりは注意が必要です」
外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「同じ金属でも違うんですね」
営業「そうなんです。アルミやステンレスは表面が滑らかで、塗料が密着しにくい性質があります」

最近は、樹脂でコーティングされた手すりや、メーカー既製品の手すりも増えています。

営業「こうした手すりは、見た目はきれいでも塗装に向いていないことが多いです」
外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「知らずに塗ったらどうなるんですか?」
営業「早いと数年で剥がれてしまいます」

今回の手すりが塗装可能だった理由

外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「うちの手すりは、どうして塗って大丈夫なんですか?」
営業「一番の理由は、素材がスチールだったことです」
外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「状態が良かったから、ではないんですね」
営業「そうなんです。状態が良くても、素材が合っていなければ意味がありません」

今回の手すりは、スチール製であることに加え、過去に特殊なコーティングが施されていない仕様でした。

営業「表面が一般的な塗装仕上げなので、塗り替えが前提の構造なんです」
外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「なるほど。だから塗り直しができるんですね」
営業「はい。ケレンで古い塗膜を整えて、防錆用の下塗りを入れれば、塗料はしっかり密着します」

さらに、固定部分の構造も塗装向きでした。

営業「取り付け部分も、後からメンテナンスできる造りなので、塗装後のトラブルが起きにくいです」
外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「そこまで見て判断しているんですね」
営業「手すりは安全に関わるので、塗れるかどうかは慎重に見ます」

外壁の手すりは塗装できる?素材によって変わる判断ポイントを解説「それなら、外壁塗装と一緒にお願いしても安心ですね」
営業「はい。足場があるタイミングでまとめて行うのが一番効率的です」

外壁の手すりを塗装で考えるときの基本

外壁に取り付けられた手すりは、すべてが塗装できるわけではありません。判断の基準として最も重要なのは、現在の見た目や劣化状況ではなく、素材です。スチール製で塗装を前提とした手すりであれば、適切な下処理と下塗りによって塗装が可能ですが、アルミ製やステンレス製、樹脂コーティングされた手すりは、塗装に向かないケースが多くなります。

筑前町朝日のように屋外環境の影響を受けやすい地域では、素材に合わない塗装をすると、見た目の劣化だけでなく、剥がれやサビの原因にもなります。外壁塗装を検討する際は、「塗れるかどうか」ではなく、「塗って長く持つ素材かどうか」を最初に確認することが大切です。正しい判断をすることで、外壁と手すりの両方を無理なくきれいに保つことができます。

筑前町・太宰府市・筑紫野市・小郡市・大野城市・福岡市東区・福岡市早良区で、
外壁塗装と一緒に「この手すりは塗って大丈夫なのか」と迷われた方は、まずは素材の確認からご相談ください。塗装できる場合とできない場合、その理由まで含めて分かりやすくお伝えしています。

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