外壁塗装を検討し始めた際、最初に行うべきなのが「見積もりを取ること」です。どんな材料を使い、どんな工事を行い、費用がどのくらいかかるのかを把握するために、見積もりは欠かせません。
しかし、どの業者でもいいわけではなく、適切な見積もりを取るにはいくつかのポイントがあります。今回は、賢い見積もりの取り方と注意点を詳しく解説します。
相見積もりで複数社を比較するのが基本
外壁塗装を依頼する業者は最終的に1社ですが、見積もりは複数社に依頼する「相見積もり」をおすすめします。複数社から見積もりを取る理由には以下のようなものがあります。
1. 価格の適正さを確認できる
外壁塗装の価格は業者やプランによって異なります。同じ工事内容でも金額が大きく異なることがあるため、相見積もりで適正な価格かどうかを確認できます。
2. 工事内容を比較できる
見積書には、使用する塗料、工事範囲、施工工程などが記載されています。これらを比較することで、必要な工事がきちんと盛り込まれているか、不必要な工事が含まれていないかをチェックできます。
3. トラブルを未然に防げる
一社だけに見積もりを依頼した場合、価格や工事内容が妥当でない場合でも気づけない可能性があります。複数社を比較することで、トラブルを回避するための材料が揃います。
相見積もりの注意点
1. 見積もり依頼は2~3社に絞る
見積もりを多くの業者に依頼すると、対応に追われてしまい、かえって選ぶのが難しくなることがあります。理想的な相見積もりは2~3社に絞りましょう。
2. 同じ条件で依頼する
見積もり条件が異なると正しい比較ができません。たとえば、A社にはシリコン塗料、B社にはフッ素塗料で見積もりを依頼した場合、価格差が塗料の違いによるものなのか、業者の価格設定によるものなのかが分からなくなります。
同じ条件で見積もりを依頼することが大切です。
3. 本当に依頼する可能性のある業者だけに依頼する
最初から依頼するつもりのない業者に見積もりを依頼するのはやめましょう。業者も時間と労力をかけて見積もりを作成しています。信頼できる業者候補の中から依頼しましょう。
4. 見積もりの内容を確認する
見積書には、塗料の名前やメーカー、使用する平米数、工事内容、工程が明確に記載されている必要があります。不明瞭な記載や項目がある場合は、しっかりと説明を求めましょう。
お断りはどうすればいい?
相見積もりを取った場合、必ずお断りする業者が出てきます。この際、「せっかく見積もりをもらったのに…」と罪悪感を覚えるかもしれませんが、塗装業界では相見積もりは一般的です。
業者にとっても、断る意思を明確に伝えてもらう方がスムーズに次の仕事へ進めるので、遠慮せずにお断りの連絡を入れましょう。
お断りのポイント
- 早めに連絡する
見積もりをもらったまま放置するのはマナー違反です。決めたら早めに連絡しましょう。 - 理由を無理に伝える必要はない
「家族で話し合った結果」「他社に決めました」など簡単な理由で十分です。 - 感謝の気持ちを伝える
「丁寧に対応していただきありがとうございました」と感謝の言葉を添えると印象が良くなります。
最後に
お得に外壁塗装を行いたい、トラブルを防ぎたいという思いから始まる見積もりですが、正確な比較と業者選びが成功のカギとなります。
複数社から見積もりを取り、条件をそろえてじっくり検討することで、信頼できる業者に出会える可能性が高まります。
ぜひ、賢い見積もりの取り方を実践して、満足のいく外壁塗装を実現してください!
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