お住まいの外壁にポツポツとしたふくらみを発見して、不安になったり外壁塗装を考え始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中には、塗装をしたばかりにもかかわらずふくらみが発生し、心配になっている方もいるでしょう。
外壁に現れるふくらみは見た目だけでなく、建物の劣化や防水性に影響を及ぼす可能性があります。本記事では、ふくらみの原因や補修方法について詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ふくらみが発生する原因とは?
外壁にふくらみが見られる場合、主に以下の2つの原因が考えられます。
1. 経年劣化
外壁塗装は時間が経つにつれて劣化するものです。塗装後、約10年ほど経過すると、以下のような要因でふくらみが発生することがあります:
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雨水の侵入:
ひび割れや塗膜の剥がれから雨水が侵入し、塗膜と外壁材の間に水が溜まることで水膨れが起こります。 -
蒸発の力:
塗膜内に侵入した水分が蒸発する際、その圧力で塗膜が押し上げられる現象が発生します。
2. 施工時の不備
施工時に以下のような不備があった場合、ふくらみが発生することがあります:
- 高圧洗浄が不十分で、塗料がしっかり付着していない。
- 洗浄後の乾燥が不十分で、水分が残った状態で塗装を開始した。
- 下塗り材と上塗り材の相性が悪い材料を使用した。
見分け方
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経年劣化:
塗装から10年以上経過して発生したふくらみ。 -
施工不備:
塗装後数年以内にふくらみが現れた場合。
ふくらみが発生した場合の補修方法
外壁のふくらみは放置すると建物の寿命を縮める原因になります。早めの補修をおすすめする理由は以下の通りです。
1. 劣化が進行するリスク
雨水が外壁材に侵入すると、外壁材そのものが劣化します。
特に木材を使用している場合、腐食が進み、建物の強度が低下する可能性があります。
2. 雨漏りやシロアリのリスク
施工不備が原因のふくらみは、防水機能が十分に発揮されていない状態です。このままでは雨漏りが発生したり、湿気を好むシロアリが発生する恐れがあります。
補修の手順
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原因の特定:
施工業者に依頼して、ふくらみの原因を正確に調査してもらいます。 -
適切な補修:
- 経年劣化が原因の場合、ひび割れや剥がれを修復した上で再塗装を行います。
- 施工不備が原因の場合、原因となった部分を補修し、必要であれば再度下地処理からやり直します。
最後に
ふくらみが発生しても、適切な対処をすれば大切なお住まいを守ることができます。
ただし、自己判断で補修を試みるのはおすすめできません。早めにプロの業者に相談し、原因に応じた適切な補修を行ってもらいましょう。
外壁の健康状態をしっかりと守り、美しいお住まいを維持してください。
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