屋根塗装と外壁塗装を同時に行うべき理由とは？お客様の事例とご提案

先日、屋根のひび割れが気になり塗り替えを検討されているお客様のご契約に伺いました。同時に、外壁塗装も一緒に行いたいとのご相談を受けましたので、施工方法やそのメリットについて詳しくお伝えいたします。

スレート瓦の補修と塗装について

お客様の屋根はスレート瓦で、台風の影響により瓦の一部が欠けていました。このような場合、以下の手順で補修を進めます：

1. 高圧洗浄で表面の汚れを除去。
2. コーキングを充填し、ファイバーテープで補強。
3. 再度コーキングを上塗りし、割れの拡大や再発を防止。

コーキングのみで補修する場合、年数が経つと再度割れが生じる可能性が高いため、ハウジングコートでは必ずファイバーテープで補強を行っています。

また、スレート瓦は表面の割れがあっても、その下で重なり合った部分が雨水を防ぐため、大きな破損がない限り、雨漏りの心配は少ないです。しかし、割れが広範囲であったり、飛来物による大きな損傷がある場合には、カバー工法や瓦の葺き替えが必要になることもあります。

カバー工法や葺き替えとの違い

瓦全体の補修が必要な場合、カバー工法や葺き替えが選択肢となります。以下のような特徴があります：

• 葺き替え
  瓦を全て新しいものに交換するため、費用は高くなりますが、完全に新しい屋根になります。

• カバー工法
  既存の瓦の上に新しい屋根材を被せる方法で、費用は葺き替えより抑えられます。

今回のお客様の場合、欠けが軽微だったため、これらの大掛かりな施工は必要なく、塗装で補修が可能と判断いたしました。

外壁塗装を同時に行うメリット

今回のお客様は「外壁塗装は後回しにしても大丈夫ですか？」とご質問されました。このようなケースでは、屋根と外壁を同時に施工することを強くおすすめしています。その理由は以下の通りです：

1. コストの削減
   屋根と外壁を別々に塗装すると、足場代が二重にかかることになります。一度に工事を行えば、トータルの費用を抑えることが可能です。

2. 効率的な施工
   一度の工事で屋根と外壁を仕上げることで、作業効率が向上し、工期も短縮できます。

3. メンテナンスサイクルの統一
   屋根と外壁の塗装時期を合わせることで、次回の塗装も同時期に行えるようになり、管理がしやすくなります。

今回のお客様の施工プラン

お客様は主に屋根の状態を気にされていましたが、外壁の塗装も数年以内に行う必要がありました。そのため、今回の塗装で屋根と外壁を同時に施工するプランをご提案しました。

外壁は現状の状態を確認し、劣化の程度に応じて最適な塗料を選定し、屋根塗装と併せてトータルでのコストを抑えた内容でお見積りを作成いたしました。

お客様に寄り添った提案を

塗装工事はお住まいの保護と美観を保つために欠かせません。それぞれのお客様のご要望や状況に応じて、最適なプランや施工内容を提案し、お住まいを長く守り続けるお手伝いをしています。

今回の工事が無事完了し、お客様に満足していただけるよう、しっかりと施工を進めてまいります。屋根や外壁について気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

お電話・メールどちらでも構いません、懇切丁寧に対応させて頂きます!(見積もり無料)