外壁塗装は必要?外壁の種類とメンテナンスのポイントを徹底解説

外壁の種類による塗装の必要性は違うの?【ハウジングコート太宰府店】

年末を迎え、外壁塗装の現場も佳境を迎えています。お客様との打ち合わせが増える中、「他の家で全く塗装をしていないところがあるが、それでも問題ないのか?」という質問をいただくことがあります。そこで今回は、外壁の種類ごとの特徴と塗装の必要性について詳しくお話しします。

よく使われる外壁の種類と塗装の必要性

外壁の種類は主に以下の3つに分類されます。それぞれの特徴と塗装の必要性を解説します。

  1. サイディングボード
    現在最も多く使われている外壁材がサイディングボードです。色や模様のバリエーションが豊富で、デザイン性が高いのが特徴です。

    • 塗装の必要性
      基本的にどのサイディングボードにも定期的な塗装が必要です。住宅メーカーから「何十年もメンテナンス不要」と説明を受けた場合でも、実際には塗装が必要になるケースがほとんどです。

    • 注意点
      タイル調や木目調、石調などさまざまなデザインのサイディングがあります。一見するとタイルに見えるものでもサイディングであることがあるため、外壁仕様書を確認するか、専門業者に相談することをおすすめします。

  2. モルタル外壁
    モルタル外壁は、ボードではなく塗り壁で施工され、リシン吹き付けなどの仕上げによりザラザラとした質感が特徴です。

    • 塗装の必要性
      こちらも定期的な塗装が必要です。特にひび割れや汚れの付着が起こりやすいため、メンテナンスを怠ると劣化が進行しやすくなります。

    • ポイント
      ひび割れが多く見られる場合は、補修を行ってから塗装する必要があります。

  3. タイル外壁
    塗装工事をしていない家の多くはタイル張りの外壁です。タイル自体は非常に耐久性が高く、塗装の必要がほとんどありません。

    • 塗装の必要性
      タイル自体には不要ですが、接着剤として使用されているモルタルのメンテナンスや割れたタイルの補修が必要になることがあります。

    • タイル調サイディングとの違い
      タイルと見分けがつきにくいタイル調サイディングが存在します。これには塗装が必要ですので注意してください。

外壁塗装が必要かどうかの判断方法

  1. 外壁の仕様書を確認する
    お住まいを建てた際に受け取った仕様書や図面に、使用されている外壁材の詳細が記載されています。これを確認することで、必要なメンテナンスが分かります。

  2. 専門業者に相談する
    外壁の状態が分からない場合は、専門業者に相談して診断してもらうのが確実です。外壁の材質や劣化状態に応じた適切なメンテナンス方法を提案してもらえます。

信頼できる業者を選ぶポイント

外壁塗装を依頼する業者選びは、お住まいを長持ちさせるために最も重要なステップです。以下のポイントを押さえて、慎重に業者を選びましょう:

  1. 外壁の状態を詳しく見てもらう
    表面的な診断だけでなく、隅々まで詳しくチェックしてもらえる業者を選びましょう。

  2. 分かりやすい説明をしてくれる
    使用する塗料や工事内容について明確に説明し、不安や疑問にしっかり答えてくれる業者が信頼できます。

  3. 見積もり内容が明瞭である
    見積もり項目が細かく記載されているか、不明瞭な部分がないかを確認してください。

  4. 口コミや評判を確認する
    実績や評判を事前に調べることで、業者選びの失敗を防ぎやすくなります。

まとめ

外壁塗装の必要性は、外壁の種類によって異なります。特にサイディングやモルタル外壁は定期的な塗装が必要であり、タイル外壁も接着剤や割れた部分の補修を行う必要があります。どのような外壁材であっても、適切なメンテナンスを行うことで、お住まいを長持ちさせることができます。

外壁塗装が必要かどうか迷った際は、仕様書を確認するか、専門業者に相談するのが最善です。信頼できる業者を見つけ、長く快適に暮らせる住まいを維持しましょう。ご相談やお見積もりのご依頼は、お気軽にお問い合わせください。

 

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