サイディング外壁の基礎知識を振り返ろう

 サイディング外壁の基礎知識を振り返ろう

現在、多くの住宅で使用されているサイディング。その豊富なデザイン優れた耐久性は、多くの方に支持されています。もしかすると、あなたのお住まいもサイディング外壁かもしれませんね。

ここでは、サイディングに関する基礎知識を改めて確認していきます。

サイディングとは?

サイディングとは、セメント質と繊維質を主な原料とする外壁材の一種です。一般的なサイディングは、以下の4つの種類に分類され、それぞれに特徴や耐用年数、費用が異なります。

1. 窯業系サイディング

最も普及しているサイディングです。

  • メリット: メンテナンスが比較的容易で、デザインやカラーバリエーションが豊富。
  • デメリット: 耐用年数が最も短く、水に弱い性質があるため、定期的なメンテナンスが必須です。
  • 耐用年数: 約7~15年。

2. 樹脂系サイディング

  • メリット: 耐用年数が10~20年以上と非常に長く、耐久性が高い。
  • デメリット: 日本では普及率が低く、デザインや色の選択肢が少ない。
  • 耐用年数: 10~20年以上。

3. 金属系サイディング

  • メリット: 軽量で耐久性が高く、断熱性にも優れています。
  • デメリット: 周辺環境によって耐用年数が変動し、特にサビには注意が必要です。
  • 耐用年数: 約15~25年。

4. 木質系サイディング

  • メリット: 天然素材を使用しており、環境に優しい。
  • デメリット: 他のサイディングと比べてコストが高めで、定期的な塗装が必要です。
  • 耐用年数: 約10~20年。

サイディングのメンテナンス方法

サイディングには、ひび割れ汚れ色あせなど、さまざまな劣化症状が現れます。これらを放置すると、外壁や内部に水分が侵入し、さらに深刻なダメージを引き起こします。以下の方法で適切なメンテナンスを行いましょう。

1. 塗り替え

  • 対象症状: 色あせ、チョーキング(白い粉が付く現象)など、塗膜の劣化が原因の症状。
  • 目的: 建物を雨風や紫外線から保護し、美観を保つこと。
  • タイミング: 建物を建ててから、または前回の塗装から約10年が目安。

2. 張り替え

  • 対象症状: サイディングボード自体の劣化、反り、割れ、ボードの破損など。
  • メリット: ボードの交換により、内部構造の状態を確認でき、雨漏りの改善も期待できます。
  • デメリット: 塗装よりも費用が高い

まとめ:サイディングのメンテナンスを怠らないために

サイディング外壁は多くの住宅で使用され、その耐久性やデザイン性は高く評価されています。しかし、メンテナンスが不要というわけではありません。

劣化症状を放置すると、建物の寿命を縮める原因にもなるため、定期的な点検と適切なメンテナンスを心掛けましょう。

もしサイディングの状態に不安がある場合は、専門業者に相談してみてください。適切なアドバイスをもらい、トラブルを未然に防ぎましょう。

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