外壁塗装はお住まい一つ一つに合わせて行うものであり、似たようなお住まいでも同じ工事になるとは限りませんし、お隣だからと言って同じ条件で工事ができる訳でもありません。
劣化症状やお客様のご要望に合わせて工事内容は変わりますが、住まいが建っている土地によっても工事の進行が異なる可能性があります。
「建物と直接関係ないのに工事に影響するの?」と感じたあなたに、外壁塗装と土地の関係性について解説させていただきます。
土地の形と塗装工事への影響
土地の形は大きく「狭小地」「変形地」「傾斜地」「旗竿地」「北道路」の5つに分けられます。
あまり聞きなれない言葉かと思いますが、それぞれの土地の特徴と外壁塗装との関係性を見ていきましょう。
*狭小地
密集住宅地に見られる隣の家との間隔が狭いものを狭小地と呼びます。
このような土地では狭い土地を有効活用した3階建てなど、高さのある建物が目立つことが特徴です。
狭小地の住まいでは、足場を組み立てるスペースが十分に確保できない場合があり、隣の家の敷地を使ったり道路を使わなくてはならない可能性があります。
隣の方や国土交通省からの許可が取れない限りは工事ができないことに注意しなくてはなりません。
*変形地
土地の形は通常四角なのですが変形地の場合三角形や五角形など、複雑な形をしているものが変形地に該当します。
これに合わせて建物の形も複雑な構造になっている場合もあり、通常より塗装面積が大きくなってしまう可能性があります。
塗装面積はしっかりと図ってもらうようにしましょう。
*傾斜地
名前の通り傾斜面に当たる土地が傾斜地となります。
土地を平らにするため土を持っている場合もあり、敷地内で高低差が発生します。
傾斜地では車の駐車スペースが確保できない場合があります。
パーキングを利用する場合費用が上乗せされる可能性があることを押さえておきましょう。
*旗竿地
土地が道路に面しておらず、路地を通して道路に繋がる形状が旗竿のように見えることから旗竿地と呼ばれています。
道路へ繋がる路地部分で植木などを楽しんでいる方もいますが、工事の際には人の出入りが多くなり植木鉢を壊してしまったり汚してしまうことが考えられるため、工事が始まる前に片づけておく必要があります。
*北道路
南側に家があるため日の光が入りにくいことから避けられやすい土地ですが、騒音や雑音を避けられたり家の中を見られないなどのメリットがあります。
北道路に関しては狭小地であるなど他の条件と複合していない限り大きな心配は必要ありません。
最後に
あなたのお住まいで気を付けなければならないポイントはありましたか?
外壁塗装は難しく分かりづらいことも多いですが、後悔しないためにも重要なポイントはしっかりと押さえておきましょう。
福岡市・太宰府市・筑紫野市・大野城市・小郡市にお住まいの方で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討の方は、信頼と実績のある弊社ハウジングコートに一度ご相談下さい。
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