塗装工事を検討する際、まず見積もりを依頼するのが一般的です。しかし、いざ依頼すると「現場調査が必要です」と言われ、見積もりができるまでに数日から1週間ほどかかる場合もあります。
このタイムラグに驚いた方もいるのではないでしょうか。では、現場調査とは具体的に何を行い、なぜそれが見積もりにとって重要なのでしょうか?
現場調査とは?
見積もりを作成するには、工事内容や費用を決定するための詳細な情報が必要です。この情報には以下のような項目が含まれます:
- 外壁の劣化状況
- 必要な補修箇所とその内容
- 使用する材料の種類や量
これらを確認するために、現場調査が不可欠なのです。
なぜ現場調査が必要なのか?
現場調査をせずに見積もりを出してしまうと、その見積もりに正確な根拠がありません。結果として、予想外の追加費用が発生したり、工事内容に不備が出るリスクがあります。
また、現場調査では、以下のような情報もヒアリングを通じて収集します:
- 築年数や塗装歴
- 前回の塗装工事で使用した塗料の種類
- お客様の要望や特に気になる箇所
これにより、お客様の希望に沿った最適な工事プランを提案できるのです。
現場調査で確認するポイント
現場調査は1~2時間かけて丁寧に行われます。主に以下のポイントを確認します。
1. 塗膜の劣化状況
ひび割れ、剥がれ、剥離などの症状を目視で確認。劣化が見られる場合は、物差しや打診棒を使用して詳細な測定を行います。
2. チョーキング現象
外壁を触った際に白い粉が手に付く現象で、塗膜の劣化を示します。この症状が出ている場合、防水性能の低下が疑われます。
3. コーキングの状態
サイディング外壁のボード間の目地に充填されているコーキング材の劣化を確認。ひび割れ、切れ、剥離などの兆候をチェックします。
4. 屋根の状況
屋根の劣化も重要です。特に瓦屋根では、棟のズレや板金のサビがないか確認します。これにより、雨漏りなどのリスクを把握します。
現場調査には立ち会うべき?
現場調査には必ず立ち会うことをおすすめします。立ち会いには以下のメリットがあります:
- お客様のヒアリングが直接行える
- 住まいの状態を自分の目で確認できる
- 業者と情報を共有することで、後の打ち合わせがスムーズになる
最後に
見積もりの正確さは、現場調査の情報収集の質に大きく依存しています。適切な工事計画を立てるためにも、現場調査がいかに重要であるかを理解し、信頼できる業者に依頼しましょう。
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