塗装工事は基本的に一年中行えるものですが、季節によってスムーズに進まないこともあります。春や秋は天候が安定して人気の季節ですが、夏や冬は気象条件が厳しく、できれば避けたいと考える方も多いでしょう。
今回はこれから迎える冬に焦点を当て、冬場ならではのメリットや注意点を詳しくご紹介します。
冬場の塗装工事:注意すべきポイント
冬の塗装工事は、以下のような気象条件が工事の進行に影響を及ぼす恐れがあります。
1. 低温が塗料の乾燥に影響
冬場の低気温では、塗料の乾燥に時間がかかります。また、塗料の性質上、寒い環境では伸びが悪くなるため、職人の作業効率が低下することもあります。結果として、作業がスムーズに進まず、次の工程に移るまでの時間が延びてしまいます。
2. 水性塗料の凍結リスク
気温がマイナス5度を下回ると、水性塗料が凍結してしまいます。これにより、塗料の品質が低下し、作業を中止せざるを得ない状況が発生する可能性があります。特に寒冷地では注意が必要です。
3. 短い作業時間
冬は日照時間が短く、さらに朝晩の冷え込みによる霜や露の影響で、1日の作業時間が限られます。通常の春~秋であれば朝8時~夕方6時まで作業が行えるところ、冬場では朝9時~夕方5時頃までしか作業ができないケースが多くなります。
4. 工期が長くなる
霜や露が乾くまで作業を開始できないため、1日の作業スタートが遅れがちです。その結果、工期が通常よりも数日延びることが予想されます。
冬の塗装工事のメリット
冬場の塗装工事には、気象条件が厳しいながらも、次のようなメリットがあります。
1. 雨による中断が少ない
冬は雨が少ない季節です。塗装工事は天候に大きく左右されますが、冬場は雨天による中断が起こりにくく、安定した進行が期待できます。
2. 乾燥した空気で塗料の品質が保てる
冬の乾燥した空気は、塗料の品質維持にとって理想的です。気温が低いため乾燥に時間はかかるものの、塗りムラが少なく美しい仕上がりが期待できます。
3. 気温が安定している地域では特に適している
福岡のような比較的温暖な地域では、冬でも気温が大きく下がらないため、塗装工事を行うのに支障が少ないケースもあります。
最後に
塗装工事は、どの季節にもそれぞれのメリットとデメリットがあります。重要なのは、季節ごとの特性に対応できる信頼できる業者を選ぶことです。
冬場の工事を検討している方も、業者としっかり打ち合わせを行い、適切な施工を行ってもらいましょう。
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