外壁塗装を依頼する際、業者が資格や許可を持っていると、その技術力や信頼性を判断する材料になります。しかし、外壁塗装に関する資格や許可は多岐にわたるため、どれを基準に選べば良いのか迷うこともあるでしょう。
ここでは、特に持っていると安心できる資格や許可について詳しく解説します。
1. 塗装技能士
塗装技能士は塗装職人向けの国家資格であり、以下の3つの等級に分かれています。
- 一級塗装技能士
7年以上の実務経験が必要で、塗装に関する高い技術と知識が求められる。 - 二級塗装技能士
2年以上の実務経験が必要で、塗装の基本技術を持つことが認められる。 - 三級塗装技能士
未経験者や初心者向けで、塗装の基礎を学べる。
資格を取得するには、実技試験と学科試験の両方に合格しなければならず、塗装技能士の資格を持つ職人は確かな技術力と知識を備えています。
注意点
資格がない職人でも高い技術を持つベテランは多数います。資格の有無だけで判断するのではなく、これまでの実績や評判も併せて確認することが大切です。
2. 建設業の許可
建設業の許可を持つ業者は、請負金額が500万円以上の工事を受注できます。ただし、外壁塗装では一般的に500万円を超えることは少ないため、業務上必須ではありません。
安心・信頼に繋がる理由
建設業の許可を取得するためには、以下のような国土交通省が定める要件をクリアする必要があります。
- 自己資本が500万円以上、または同等の資金調達能力がある。
- 過去5年間の営業実績が安定している。
- 塗装工事業での経営履歴が5年以上、または建設工事業での経営履歴が6年以上ある。
これらを満たしている業者は経営基盤がしっかりしており、国が認めた信頼性の高い業者と言えます。
3. 色彩検定・カラーコーディネーター検定
外壁の色選びにこだわりたい場合、色彩検定やカラーコーディネーター検定の資格を持つスタッフがいる業者を選ぶのがおすすめです。
役立つポイント
- お客様の希望に沿った色選びを的確にサポート。
- 周囲の景観や建物のデザインに調和する提案が可能。
- 色に関する専門的な知識で満足度の高い仕上がりを提供。
色でお悩みの場合、こうした資格を持つプロに相談すると安心です。
最後に
資格や許可は業者の能力を見極める大切な判断基準になりますが、それだけで良い業者を選ぶことは難しいでしょう。見積もり内容や打ち合わせでの対応、口コミや施工事例も総合的に判断し、信頼できる業者を見つけることが大切です。
外壁塗装は大きな工事です。慎重に業者を選び、満足のいく仕上がりを目指しましょう。
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