外壁塗装工事に詳しくない方の中には、「塗装ってペンキを塗るだけでしょう?」と思われる方もいるかもしれません。実際には、塗装工事には多くの重要な作業や工程が含まれており、単にペンキを塗るだけではありません。
「工事が何日かかるのか?」という疑問をお持ちの方に、工事の進み方や作業内容、必要な工期について詳しく解説していきます。これを知っておくことで、工事中の生活の計画も立てやすくなります。
外壁塗装工事にかかる日数と作業内容
外壁塗装工事には、外壁だけの塗装で約10日間、外壁と屋根の塗装を含めると約2週間程度が必要です。具体的な工程と作業内容を以下で見ていきましょう。
1. 足場の組み立て(1日)
塗装工事の初日に行う作業が足場の組み立てです。職人が安全に、そして効率的に作業を行うために欠かせない工程で、しっかりと時間をかけて組み上げます。
2. 高圧洗浄(1日)
2日目には家全体を高圧洗浄します。この作業では外壁や屋根に付着している汚れや古い塗膜、カビやコケなどを徹底的に洗い流し、塗装の下準備を行います。
3. 養生と下地処理(3~4日)
養生とは、窓やドア、室外機など塗装しない部分をビニールで覆い、塗料が付着するのを防ぐ作業です。また、下地処理ではひび割れの補修やコーキングの打ち替えを行い、外壁を塗装できる状態に整えます。この工程だけで数日を要します。
4. 塗装作業(3~4日)
塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回に分けて行います。それぞれの工程で塗料をしっかり乾燥させる必要があり、通常3~4日程度かかります。
- 下塗り:下地と塗料を密着させるための基礎塗装。
- 中塗り:耐久性や色合いを持たせるための塗装。
- 上塗り:最終仕上げとして美観と耐久性を確保する塗装。
5. 付帯部の塗装(1日)
付帯部とは雨樋や破風、雨戸など外壁や屋根以外の部分を指します。これらの部位も丁寧に塗装し、お住まい全体の美観と保護を整えます。
6. 足場の解体と仕上げ(1日)
最終日は足場を解体し、周囲を清掃して工事完了となります。仕上がりを施主様と確認し、不具合があれば手直しを行います。
天候による工期の変動
外壁塗装工事は天候に左右されやすい作業です。特に雨天や強風の日は作業を中断するため、工期が延びる場合があります。また、冬場は気温や日照時間の影響で乾燥に時間がかかるため、さらに日数が必要になることもあります。
最後に
外壁塗装工事には、適切な工程を踏むための時間が必要です。そのため、1週間程度で完了する工事は基本的にあり得ません。工期が短すぎる場合は、手抜き工事のリスクが高まりますので注意が必要です。
大切なお住まいを守るためにも、事前にしっかりと工事内容と工期を確認し、信頼できる業者に依頼することが成功のカギとなります。
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