
先日、福岡市西区今宿にお住まいのI様より、「屋根が少し気になってるんですけど、下からじゃ何も分からなくて。調べるなら人が屋根に上るんですか」というご相談をいただきました。
屋根は普段ほとんど見る機会がありません。気になるところがあっても自分では確かめにくいので、調査方法そのものに不安を感じる方もいます。
「雨漏りしてるわけじゃないんですよ。近所で屋根の工事をしてる家が増えてきて、うちも一回くらい見てもらった方がいいのかなって。」
「今のところ室内で気になることはないんですね。屋根は下からだと見えるところが限られるので、気になってるなら一度上から見ておきましょうか。」
「やっぱり上に乗って見るんですか。古くなってる屋根に人が乗って大丈夫なのかなと思って。」
「うちは最初から人が乗るんじゃなくて、ドローンで見ますよ。上から写真を撮れるので、屋根に触らず状態を確認できます。」
「屋根の点検にドローンを使うんですね。テレビで飛んでるのは見たことありますけど、こういう使い方もあるんですね。」
「そうなんです。屋根全体を上から見られるので、地上から見えない面も確認できますよ。」
ドローンにはカメラが搭載されており、屋根の上空から写真や映像を撮影できます。人が屋根に乗らなくても、割れや表面の傷みなど目で確認できる変化を探せます。
「人が歩かないなら、その方が家には良さそうですね。点検してもらったせいで割れたら嫌ですし。」
「古くなった屋根材は、踏んだ場所によって割れることもあるんですよ。わざわざ乗らなくても見られるなら、まずはその方がいいんです。」
「屋根を見るために屋根を傷めたら困りますもんね。」
「そうなんです。まずドローンで全体を見て、それで状態が分かれば無理に上る必要はないですよ。」
劣化した屋根材は、新しいときより割れやすくなっていることがあります。屋根に直接荷重をかけずに確認できることは、ドローン調査のメリットの一つです。
撮影した屋根をその場で一緒に確認できる
「ドローンで撮った写真って、あとでもらう感じなんですか。」
「その場でも見られますよ。気になるところがあれば、画面を見ながら『この辺ですね』って一緒に確認できます。」
「それなら助かります。屋根って自分じゃ見えないから、悪くなってますって言われても本当なのか分からないんですよ。」
「見えないところの話を言葉だけでされても判断しにくいですからね。実際の屋根を見てもらった方が早いです。」
撮影した画像を共有できれば、お客様自身も屋根の状態を確認できます。調査する側だけが状態を把握する形になりにくいのも特徴です。
「前に知らない業者さんが来て、『屋根が浮いてますよ』って言われたことがあるんです。でも下から見ても何も分からなくて、そのときは断りました。」
「そんなことがあったんですね。今回はちゃんと屋根を見て、何もなければ何もないで確認しておきましょう。もし傷んでるところがあれば、その場所を一緒に見ればいいですし。」
「写真を見たら私でも分かるものですか。」
「割れてるとか、色がかなり抜けてるとかは分かりやすいですよ。ただ、写真だけ見ても判断しにくいところはあります。そこはこっちで説明しますね。」
屋根の専門的な判断までお客様自身が行う必要はありません。ただ、どこを見て説明されているのかが分かれば、工事が必要と言われた理由も確認しやすくなります。
「人が上らないなら、調査する人も危なくないですよね。」
「それも大きいですよ。屋根は高さがありますし、傾斜もあります。見られるところまでドローンで見る方が、人が上る回数も減らせます。」
「じゃあ今は、全部ドローンで見れば終わるんですか。」
「そこまではいかないんですよ。ドローンにもできないことがあります。」
ドローンだけでは確認できない傷みもある
「見えないところがあるんですか。」
「見える範囲はかなり確認できます。でも触れないんですよ。見た目で少し浮いてそうだなと思っても、実際どのくらい動くのかまでは分からないです。」
「ああ、写真だけだと触った感じまでは分からないですもんね。」
「そういうことです。まず全体を見て、そこで気になるところが出たら必要に応じて別の確認をします。」
ドローン調査は目視による確認に向いています。屋根材のぐらつきや細かな感触など、触らないと分からない部分には限界があります。
「だったら最初から上って見た方が早いんじゃないかとも思うんですけど。」
「屋根の状態が分からないまま最初から歩くより、先に上から全体を見た方がいいんですよ。割れやすそうなところが分かれば、必要以上に屋根へ負担をかけずに済みます。」
「なるほど。まずドローンで見てから考えるんですね。」
「そうです。ドローンで十分分かればそこで終わります。もう少し確認したいところがあれば、その場所だけ次の方法を考えます。」
調査方法は一つに固定する必要はありません。屋根の状態に合わせて、必要な確認だけを追加する考え方もできます。
「ちなみに雨の日でも来てもらえるんですか。屋根を見るなら多少の雨は関係ないのかなと思って。」
「雨の日は飛ばせないですね。風が強い日も難しいです。その日は無理だなとなれば、別の日に変えます。」
「晴れてれば大丈夫ってわけでもないんですね。」
「晴れてても風が強い日はありますからね。そこは当日の状態を見ます。無理して飛ばして何かあったら意味がないですから。」
ドローンは天候の影響を受けます。雨や強い風がある日は、安全を優先して調査を延期する場合があります。
「何でもできる道具っていうより、まず屋根を安全に見るのが得意なんですね。」
「そんな感じです。屋根に乗らずに全体を見られて、その場で一緒に確認できる。それが一番使いやすいところですね。」
ドローン屋根調査はできることとできないことを分けて考える
ドローンを使った屋根調査では、人が屋根に乗らなくても広い範囲を確認できます。劣化した屋根材へ余計な負担をかけにくく、高所へ上る回数も減らせます。
撮影した写真や映像をお客様と一緒に見られることも特徴です。屋根は地上から確認しにくいため、言葉だけで「傷んでいます」と説明されても判断しにくいものです。実際の状態を見ながら話せれば、どの場所について説明されているのかも分かりやすくなります。
ただし、ドローンだけですべてを判断できるわけではありません。カメラで見える変化は確認できますが、屋根材を触ったときの動きや感触までは分かりません。必要があれば、状態に合わせて別の方法で確認します。
天候による制限もあります。雨の日や風が強い日は無理に飛行せず、安全に調査できる日に変更することがあります。予定どおり飛ばすことより、屋根や周囲に危険がない状態で確認する方が優先されます。
ドローンを使っているかどうかだけで屋根調査の良し悪しが決まるわけではありません。撮影した屋根を一緒に確認できるか。見つかった傷みについて分かりやすく説明してもらえるか。ドローンでは判断できない部分をどう確認するのか。そうした対応まで含めて見ておくと、調査結果にも納得しやすくなります。
福岡市西区今宿をはじめ、太宰府市や筑紫野市、大野城市、小郡市、春日市、朝倉郡周辺で屋根の状態が気になっている方は、自分で屋根へ上って確かめようとせず、安全に確認できる方法から考えてみてください。屋根の状態が実際に見えるだけでも、今後どんな手入れが必要なのか考えやすくなります。











