以前工事をさせていただいたお客様で前回の施工から年数が経ち、ふと外壁の状態を見ると壁に隙間があったため確認してほしいと言うお問い合わせをいただくことがあります。
このようなお問い合わせをされるお住まいではサイデイングボードを使用しており、ボードとボードの継ぎ目の部分に隙間が出ている状態になっています。
新築の時には気にならなかったものが年数が経過したことで気になるようになったと言う事例はよくあります。
特に塗装は表面を覆いますので工事直後にはきれいに見えても時間が経つにつれ徐々に隙間が開いて目立ちやすくなってしまいます。
表面の塗膜ではなくボードに隙間が開いている状態は家の構造上自然と開いてしまうもので、無理に隙間を埋めてしまうと湿気が逃げられなくなるなどお住まいにも影響が出てくるため埋めて補修を行うことはあまりおすすめできません。
ただし人目に付きやすい玄関周りなどはどうしても気になると言う場合には隙間を埋めることもあります。
ボードの隙間が気になる方はしっかりと専門の方に見てもらい、メンテナンスについてのアドバイスをもらうといいでしょう。