業者によって見積もり金額が全然違うのはなぜ?

業者によって見積もり金額が全然違うのはなぜ?

塗装工事をしようといざ見積もりを取ってみると、それぞれの業者で見積もり金額にかなり差が出ることがあります。

1社からのみ見積もりを取ってみてもそれだけでは適正価格か分からないため、多くの方が相見積もりをしていると思いますが、業者によって見積もり金額がバラバラでは適正価格を知ることもできませんよね。

では、見積もりの裏側を覗いてみましょう。

業者の形態を知る

見積もり金額に差が出る理由の一つとして業者の形態が挙げられます。

大きく「塗装専門店」「工務店・リフォーム会社」「ハウスメーカー」「訪問販売業者」に分けることができますが、塗装専門店から訪問販売業者にかけて見積もりの金額は高くなる傾向があります。

塗装専門店は工事を自社で行うことができますが、それ以外の業者では工事を外注に任せるしかありません。

いわゆる下請け業者です。

下請け業者を仲介すると仲介手数料が発生し、訪問販売業者の場合は仲介する下請け業者の数が多くなり仲介手数料がどんどん発生します。

場合によっては塗装専門店が工事にかける費用を上回る仲介手数料が発生している事さえもあるのです。

例えば、元請業者が100万円で工事を契約した場合、塗装専門店であれば3割が利益や経費となり7割が実際の工事に充てられる金額になるとします。

これが自社で工事を行えない工務店などでは利益や経費を3割確保した上で残りの7割の金額で下請け業者に施工を依頼します。

下請け業者も自分たちの利益を確保しないといけないため、実際の工事にかかる費用が少なくなってしまいます。

さらにハウスメーカーなどでは管理会社なども仲介し、実際の工事にかかる費用は契約金額の半分以下になることが想定できます。

塗装専門店では実際の工事にかかる費用を100万円とした時、同じ家をそれぞれの業者が工事すると工務店やリフォーム会社では120万円程の見積もりになりマージンは3分の1程度、ハウスメーカーでは130万円程の見積もりになりマージンは2分の1程度、訪問販売業者になると契約金額は150万円程でマージンは3分の2程度になります。

もしあなたが金額が高いものを選べばいい工事になるだろうと考えているのであれば危険かもしれません。

訪問販売業者の例のように、中間マージンが多く発生しているだけで工事にかかる費用はむしろ安すぎだったと考えられるためです。

したがって、値段だけで工事の質を考えてはいけないのです。

最後に

今回は業者の形態による見積もり金額の差を見ていきました。

この他にも見積もりには複雑な条件が絡み合い、同じ塗装専門店でも値段に差が生じてしまうこともあります。

適切な見積もりを見極められるように情報収集は入念に行いましょう。

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