
先日、福岡県筑紫野市原田にお住まいのY様より
「外壁塗装を考えてはいるんですが、費用のことがどうしても引っかかっていて…」
とご相談をいただき、工事前の打ち合わせを行いました。
外壁塗装は、一般的に120万円前後かかることが多く、正直なところ、簡単に決断できる金額ではありませんよね。
必要だとは分かっていても、いざ現実的な数字を目の前にすると、不安になるのはごく自然なことだと思います。
「周りの家もそろそろ塗り替え始めてるし、うちも時期かなとは思うんです。」
「そうですね。この辺りだと、築年数的にも考え始める方が多いタイミングですね。」
「ただ、いざ金額の話になると、一気に現実的になってしまって…。」
塗装工事って、検討しているうちはどこか他人事のように感じていても、具体的な金額を聞いた瞬間に一気に“自分ごと”になりますよね。
「正直、その感覚はかなり普通です。多くの方が、金額を聞いてから本格的に悩み始めます。」
「やっぱり、みなさん同じなんですね。毎月コツコツ積み立ててたわけでもないので、どう考えたらいいのか分からなくて。」
「その状態で相談に来られる方、かなり多いですよ。」
「うちだけじゃないんだ」と分かるだけでも、少し気持ちが楽になる方は多いんですよ。
「今はやらない」という判断が持つ、本当の意味
「正直、見た目だけ見ると、そこまでボロボロじゃないじゃないですか。」
外壁って、大きなヒビや剥がれがなければ、なかなか劣化している実感が湧きにくい部分ですよね。
「確かに、ぱっと見では判断しづらいですよね。」
「だから、今回は見送ってもいいのかなって思ってしまって。」
「見送ること自体が、絶対にダメというわけではないんです。」
外壁塗装で大事なのは、「なぜ今はやらないのか」を一度整理しておくことなんですよね。
「やっぱり見た目だけじゃ判断できないんですよね?」
「そうですね。外壁は中の性能のほうが、先に落ちていきます。」
「中の性能、ですか?」
「防水ですね。塗装の一番の役割は、水を入れないことなんです。」
外壁塗装って、どうしても“見た目をきれいにする工事”というイメージが強いですが、実際は家を守るための工事なんですよね。
「防水が落ちると、どうなるんですか?」
「雨水が染み込みやすくなって、外壁の下地が傷みやすくなります。」
「それが続くと…?」
「雨漏りにつながったり、塗装だけでは対応できない状態になることもあります。」
「まだ大丈夫そう」と感じている間にも、少しずつ劣化は進んでいることがある、というのは知っておいて損はありません。
できるだけ安くしたいと考えたときに注意してほしいこと
「じゃあ、やるならやるで、できるだけ安くしたいって思うのは普通ですよね?」
「それは自然だと思います。みなさん同じことを考えます。」
「相見積もりを取って、値引きしてもらうのがいいのかなって。」
相見積もり自体は、工事内容を理解するうえで大切な方法ですよね。ただ、どうしても金額ばかりに目がいってしまうこともあります。
「比較するのは大事です。ただ、値引きの方向性は注意が必要ですね。」
「どういうところですか?」
「工事って、金額を下げると、その分どこかを削らないと成立しないんです。」
「材料ですか?それとも作業?」
「両方あり得ます。下地処理を簡略化したり、塗る回数を減らしたりですね。」
「完成したら分からない部分ですよね。」
「そうです。だから数年後に差が出ます。」
「安くできた」と思っていても、数年後に再工事が必要になると、結果的に負担が大きくなってしまうこともあるんです。
格安広告や部分工事を選ぶ前に知っておきたい現実
「正直、チラシやネットで“外壁塗装〇〇万円”って見ると、気になります。」
「気になりますよね。実際、その広告を見て相談に来られる方も多いです。」
「そんなに内容が違うんですか?」
外壁塗装って、完成すると見えなくなる工程が多い工事なんですよね。だからこそ、金額の見え方には注意が必要です。
「条件がかなり限定されていることが多いですね。足場や下地処理が別だったりします。」
「それだと、結局追加になりますよね。」
「そうですね。最初に聞いた金額と、最終的な金額が違うケースもあります。」
「部分的にやる、という選択肢はどうなんでしょう?」
「一時的には出費を抑えられますが、注意は必要です。」
「どういう意味ですか?」
「屋根と外壁を分けると、その都度足場が必要になります。」
「あ、足場って毎回組むんですよね。」
「そうです。工事を分けると、トータルで見ると高くなるケースもあります。」
目先の金額だけでなく、少し先のことまで想像して考えてみることが大切です。
外壁塗装は「費用」だけでなく「タイミング」で考える工事
外壁塗装は、金額が大きい分、どうしても後回しにしたくなる工事ですよね。
ただ、家は毎日、雨や紫外線の影響を受けています。防水性能が落ちた状態をそのままにしておくと、外壁材や下地まで傷んでしまい、塗装だけでは対応できない補修が必要になることもあります。
だからこそ大切なのは、「今の状態がどうなのか」を知ったうえで、「塗装で対応できるタイミングなのか」を見極めることなんですよね。
早めに相談しておけば、工事の内容や時期、支払い方法なども含めて、無理のない選択肢を考えることができます。
福岡県筑紫野市原田をはじめ、太宰府市・大野城市・小郡市・福岡市周辺で外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討中の方は、まだ迷っている段階でも大丈夫です。
「今どういう状態なのか」を知るところから、一緒に考えていきましょう。











